マキベリーとは

科目:アオイ目ホルトノキ科。高さは3-5mの常緑灌木。雌雄異体植物。

果実は直径6mmぐらいの球形、色は黒色でつやがある。完熟するのは1月から3月までのわずか3ヶ月。まだ人工的には栽培されておらず、野生のままの栽培・採取する希少な品種。

標高が高く、強い紫外線、強い風、昼夜の寒暖差が激しい過酷な環境下で自生するため、豊富な栄養素を蓄えられるように進化した。

この地の先住民族であるマプチェ族は古くからマキベリーの果実を食していました。先住民マプチェ族の人たちは、表皮を天然染料として使用、葉と実は、収斂性があるため下痢止め、抗炎症薬や解熱剤として民間療法で使用していたと言われている。

豆知識

現在、地元ではジュースやジャム或いはワインにして利用されています。

マキベリーが持つ栄養素と効能

マキベリーが持つ栄養素で注目したいのはポリフェノール・アントシアニン・ミネラルの3種類です。

ポリフェノール

果実に含まれる成分にはポリフェノールが圧倒的に支配しており、赤ワインの12.4倍も含まれています。中でもアントシアニンが豊富で、ヒトの健康に優れた恩恵をもたらすことが科学者によって証明されているようです。

アントシアニン

8種類の構造の異なるアントシアニン(デルフィニジン、シアニジン等)が含まれ非常に豊富です。

その中でも特に優れた抗酸化力をもっているのが「デルフィニジン」

マキベリーにもっとも多く含まれている成分だと言われています。これは体の内側からの老化防止、生活習慣病予防、心血管疾患予防、神経変性疾患予防、抗炎症作用などがあります。

マグネシウム

牛乳の約8倍の含有量。カルシウムと拮抗して筋収縮を制御し、血管を拡張させて血圧を下げ、血栓を作りにくくする。

その他:ORAC-H

抗酸化力力の指標の1つであるORAC値では、現在流通するスーパーフルーツの中で、マキベリーは最高レベルの数値を示すことが確認されています。

同じくスーパーフード で知られているアサイー ベリーと比較すると1.7倍.。

摂取方法

粉末が多く販売されており、ドリンク・製菓・その他煮込み料理などに使用しやすい

まとめ

◉栄養素

アントシアニン

ポリフェノール

食物繊維

カルシウム

カリウム

 

◉効能

眼精疲労緩和

アンチエイジング

むくみ解消

便秘解消