ペルー、コロンビア、ブラジルなどを原産地とし、イノシトール・ビタミン・ミネラルなどを豊富に含むナス科の植物です。

そんなゴールデンベリーについて、詳しく見ていきましょう。

概要

名称

英語
Inca Berry
Aztec Berry
Cape Gooseberry

日本語
西洋ほおずき
ストロベリートマト
オレンジチェリー
ゴールデンベリー
インカベリー
ピチュベリー

学術名

Physalis

観賞用と食用に分かれており、食用のものから採れた果実が主にゴールデンベリーと呼ばれています。

種目、品種

ナス科ホオズキ属
多年草でホオズキの一種

原産地

ペルー、コロンビア、ブラジルなど
各地で独自の品種も作られており、秋田県上小阿仁村で作られている「恋どろぼう」は有名です。

歴史

古代インカ文明時代から栽培・食されていた歴史あるフルーツです。そのため、インカベリーとも呼ばれています。

栄養素

グラフ作成中

ゴールデンベリーが持つ栄養素で注目したいのはイノシトール・ビタミン・ミネラルの3種類です。

イノシトール

ビタミン様物質で、特に果物類・ナッツ類などに含まれている成分。
ゴールデンベリーに含まれているイノシトールの含有量は、100gあたり120mg〜130mg。いちごの2倍、ぶどうの約3倍と多く含まれている。

ビタミン

バイオフラボノイド(ビタミンP)という栄養成分をたくさん含む。これは、ビタミンCの吸収を助ける働きがある。ビタミンC(アスコルビン酸)=美容効果。体のリズム・活力を高めます。

ビタミンA

β-カロテンによる高い還元作用がある。

ビタミンB(B12)

身体環境を整える。リフレッシュ効果。活力を高めます。

ミネラル

ドライプルーンとドライゴールデンベリーを比べると3.5倍。カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などを比較的多く含み、それらは体の働きをスムーズにする効果がある。

加工について

基本的には生食が多い。
日本ではドライフルーツも売られている。

効能

  1. デトックス
  2. 美肌効果
  3. 老化防止
  4. アンチエイジング
  5. 便秘解消
  6. ダイエット効果
  7. コレステロール値低下
  8. 動脈硬化予防
  9. 免疫力向上
  10. 抗酸化作用

摂取方法

生食、冷凍みかんのようにそのまま冷凍し、デザートのように食べることもあります。

味覚、食感

ナス科の植物のため、どことなくナスっぽい味わいです。
よくミニトマトのような味、ココナッツとパイナップルを合わせたような味と表現されることもありますが、どこかベリーっぽい甘酸っぱさもあります。クセがそこまで強くないため、比較的受け入れられやすい味です。

調理例

ジャム、サラダ、ジュース
…etc…

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