ショクヨウガヤツリという植物の塊茎。250~200万年前のアフリカを起源、当時80%をタイガーナッツに依存した食生活であったことが文献からわかっている。数千年前スペインに渡り、5~600年前より本格的に栽培するようになり、土地と気候が合うバレンシア地方で重要な農作物として根付いた。

豆知識

タイガーナッツはナッツではないですが、ナッツのような見た目と栄養価であることから「ナッツ」と言われています。

タイガーナッツが持つ栄養素と効能

タイガーナッツが持つ栄養素で注目したいのはオレイン酸・難消化性デンプン・食物繊維の3種類です。

オメガ9(オレイン酸)

66%含んでおり、熱に強く加熱調理に向いている。

LDL(悪玉)コレステロールを上昇させないといわれており、 体内でも作り出すことができる。また、酸化しにくい特質を持つ。

難消化性デンプン

食品に含まれるデンプンはすべてが消化酵素で分解され、小腸から吸収されてエネルギー源になると考えられていたが、 その後の研究によって、デンプンの中には消化されずに大腸まで届くものがあることが判明。 それが難消化性デンプン(レジスタントスターチ)

難消化性デンプンは、胃や小腸内を消化されずに通過し、血糖値の急上昇を抑え、同じカロリーの他の食品とくらべて腹持ちがよいので、体重を減らすのによいと考えられている。消化管内での善玉菌の成長を促すプレバイオティクスとしても作用するので、お腹にもよい。

食物繊維

タイガーナッツの食物繊維はアーモンドのおおよそ3倍。キャベツや人参など食物繊維が多いといわれる食材よりも多く食物繊維を含んでいて、整腸効果が期待できる。

その他

ダイエット中にとると良いと言われる「良質な油」や「ミネラル」なども含んでいる。そして、何よりダイエットに欠かせないといわれるマグネシウムを豊富に含み、その含有量は「タイガーナッツ」100gで一日に必要なマグネシウムを摂取できると言われてる。

まとめ

◉栄養素

ナトリウム
カルシウム
カリウム
マグネシウム
りん
ビタミンE
食物繊維
炭水化物
資質
タンパク質
エネルギー

 

◉効能

ダイエットサポート
むくみ改善
美肌・老化防止効果
便秘解消
生活習慣病予防効果
疲労回復効果