ヤーコンとは

南米・アンデス高地原産のキク科の野菜。

ヤーコンは土の中にできるイモ類。地上部(葉・茎)は、矢じり型の立派な葉をつけ、最高で人の背丈以上にもなる。葉は、料理に活用されたりお茶として飲まれていた。

根の可食部分は、サツマイモよりもカロリーが約1/2ほど低い。糖はあってもエネルギーになりにくく、血糖値も上がりにくいためダイエットに適している。

味わいはオリゴ糖由来のほんのりした甘みが特徴です。生で食べるとシャリシャリした歯ざわりで、「畑の梨」とも呼ばれている。

豆知識

日本に入ってきたのは1980年代。その後の研究によって、整腸作用のあるフラクトオリゴ糖が多く含まれていることがわかり、健康野菜として注目されるようになった。

ヤーコンが持つ栄養素と効能

ヤーコンが持つ栄養素で注目したいのはフラクトオリゴ糖・食物繊維・ポリフェノールの3種類です。

フラクトオリゴ糖

人の胃や小腸で分解・吸収されにくい性質で、口にするとほとんどがそのまま大腸へと運ばれる。そして、大腸内でビフィズス菌をはじめとする乳酸菌の餌となり、善玉菌を増やし腸内環境を整える。便秘の改善や、コレステロールや中性脂肪・血糖値・血圧などの数値を下げる働きをすることがわかっている。

食物繊維

ヤーコンは、余分な脂質や糖を排出する水溶性の食物繊維。フラクトオリゴ糖と食物繊維の組み合わせによって、便秘改善や生活習慣病予防などの効果がいっそう高まるとされている。また、不溶性植物繊維の多い豆類や根菜類などを二の割合で摂取するとさらに効果的。

ポリフェノール

廊下の原因物質となる活性酸素を抑える抗酸化作用があり、アンチエイジング・生活習慣病予防にも役立つ。便秘解消を期待するのであれば、約100g/1日摂取するのがおすすめ。

まとめ

◉栄養素

フラクトオリゴ糖

ポリフェノール

食物繊維

カリウム

イヌリン

ミネラル

亜鉛

 

◉効能

アンチエイジング

美肌・美白

生活習慣病予防

便秘解消

ダイエット補助